
当店では、PCオーディオの決定版としてWeiss (ワイス)MAN301をお勧めしております。
大きく分けると、PCオーディオは2つに分類されます。 1つは、PCで音楽を再生し、USB-DAC(USB-DDC)に繋ぐ方法。2つ目は、ネットワークプレーヤーを使う方法です。
当店では、以前より前者のUSB-DAC(USB-DDC)を使う方法をお勧めしております。
ネットワークプレーヤーの場合、必然的にDLNAに準拠したNASを使う事が前提となり、それに伴いHUB、LANケーブルの吟味等、システムが複雑になる傾向がございます。また、ネットワークプレーヤーの性能と合わせて、DLNAサーバーにも操作性が依存されます。良くできたPCオーディオのアプリと比べると、ネットワークプレーヤーで操作性が良いと言われているLINN、Luminなどでもまだまだ使い難いのが現状です。
USB-DACとネットワークプレーヤー機能が両方ある幾つかの機器で、同条件で音質を実験した場合、現時点でネットワークプレーヤーの方が音が良かった機器は有りませんでした。
MAN301は、ソフト、ハードウェア両面から徹底的にチューニングしたオーディオ専用PCです。
全ての操作は、iPadの専用アプリ(無料)を通して行います。
このアプリは操作性、レスポンスが良く出来ています。kinsky等のネットワークプレーヤー用アプリ、iTunesリモート他PC用アプリ等と比較しても素晴らしい出来です。 LINNのDSシリーズを買ってみたけど、使い難くて、結局ディスク再生に戻ってしまった方にも再挑戦して欲しいと思います。
CDのリアルタイム再生、リッピング、アートワークを含む各音源のタグ情報の管理が、これ1台で全て可能です。WAVやDSDファイルへのタグ情報管理もできます。
外付けHDD、ネットワーク上のPC、NASを外部ストレージとして利用出来ます。 DLNAに依存されるネットワークプレーヤーと異なり、PCと同じcifs、nfsでマウントが可能です。ネットワークプレーヤーの場合、PCからはちゃんとタグ情報がみえるのに、ネットワークプレーヤーからは??という事がありますが、MAN301ではそんなことは起こりません。DSDファイルの再生も、専用のNASを使わずに標準で対応します。 また、複数の外部ストレージを利用した場合においても、一括でアーティスト、アルバム、ジャンル毎に表示が可能です。フォルダの階層や保存場所を気にすることなく、スムーズな再生が出来ます。
また、定期的なファームウェアのアップデートがあり、商品が陳腐化することなく、最新の機能、音質を享受できます。
現在のラインナップは下記のとおりです。
MAN301DSD Golden DAC Module Ver 定価155万(税別)
MAN301DSD DAC内蔵タイプ 定価140万(税別)
MAN301DSD サーバータイプ 定価105万(税別)
MAN301には、ディスプレイが無く、本体には電源のON/OFFスイッチしかありません。これは、音楽専用機として、本体側には余計な映像回路を持たせないためです。全ての操作は、iPadを使います。
従って、WIFI環境があり、iPadとMAN301を同じネットワーク上に用意する必要があります。

MAN301のあらゆる操作はiPadを使って行います。専用のソフトはiTunes App Storeより無料でダウンロードできます。多少の慣れは必要ですが、非常に使いやすいソフトだと思います。日本語の表記にも対応しています。

