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PLURAL EVO / ZELLATON
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定価 |
13,750,000円 (税込) |
販売価格 |
0
円 (税込) |
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商品詳細
期間限定デモ中です
テクノロジー
極めて薄く強靭な発泡素材を 2 種類の異種素材でサンドイッチした独自の複層構造という、ZELLATON の一貫したダイヤフラム・テクノロジーを、最新のマテリアルの投
入と卓越した製造工程によって、さらにブラッシュアップした新しい ZELLATON EVOメンブレンを開発。
伝説的な硬質発泡メンブレンという ZELLATON の優れた音色をシームレスに継承し進化を遂げさせています。
ZELLATON EVO メンブレンは、私たちの新しい製品ラインの心臓部であり、最高レベルの音楽的性能を発揮させます。
The new ZELLATON EVO diaphragm
私たちは、5 年以上の開発期間を費やして、他に類を見ない新しい ZELLATON EVO メンブレン(硬質フォーム膜)を開発しました。
音に最適化された特殊な表面構造によって、音を損なう共鳴を最小限に抑えます。多層構造により、軽量化と高剛性を両立させ、フォームコアにより高い内部減衰も実現しています。
このフルコーン型サンドイッチ振動板の複雑な製造工程は、手漉きの紙から始まり、箔のエンボス加工、複雑な装置での温度制御
された発泡工程など、いくつかの工程を踏まなければならないため、非常に時間がかかります。
0.3mm の薄い PP フォイルを硬質フォームのキャリアフォイルとして使用しており、重量、強度、内部ダンピングの理想的な組み合わせとなっています。ポリプロピレン(PP)は、プロペンの連鎖重合によって製造される熱可塑性材料です。ポリオレフィンのグループに属し、部分的に結晶性で無極性です。特性はポリエチレンに似ているが、やや硬く、耐熱性に優れています。PP の密度は0.895〜0.92g/cm³であり、このため、PP は最も密度の低い樹脂素材と言えるでしょう。密度が低いと、成形品の重量が軽くなり、 一定の質量の樹脂からより多くの成形品を作ることができます。
PP の弾性率は 1300〜1800N/mm²で耐疲労性に優れています。
これは長い寿命を得るためにも重要な点です。
また、EVO メンブレンの表面は洗浄が容易で、環境にも優しい側面を持っています。
また、サンドイッチ構成に使用する素材の選択においても、音楽の自然な再生という観点が常に優先されました。KLASSIK シリーズと同様に、EVO ミッドレンジ・ドライバーは、極めて複雑な工程による手作業でのチューニングによって、周波数特性の不規則性を排除しています。ZELLATON EVO 硬質発泡膜は、150 Hz から約 7000 Hz までの広大な帯域をカバーすることができ、これは臨場感あふれるリアルなパフォーマンス実現に不可欠です。
トゥイーター・シャーシの振動分散特性は、最適化された特別設計のフロント・カバーによっても改善されています。これは、ZELLATON 振動板の卓越した品質を犠牲にすることなく、工業生産によって多くの人々に ZELLATON 振動板の卓越したサウンドを提供するという私たちの計画を実現する唯一の方法でした。
Passive EVO crossover network
妥協のないクロスオーバーによってのみ、ラウドスピーカー・ドライバーの特質を最適に再現することができます。同時に、「Less is more(より少ないことは、より豊かなこと)」をモットーに、可能な限りピュアな設計が施されています。ZELLATON EVO シリーズには、Duelund Coherent Audio(CAST)社の最高品質のコンポーネ
ントのみが使用されており、手作業で直接配線されていることは言うまでもありません。
中音域の周波数特性は、電気的な補正に頼らず、機械的にリニアライズすることで、音を劣化させる補正回路を完全に省くことができました。その結果、極めて低歪みで、瞬発力に優れ、かつ音楽的なサウンドを奏でるラウドスピーカーが誕生しました。
前段での説明の通り、7インチEVOミッドレンジは低域から高域まで広い周波数帯域をカバーします。このため、フルレンジドライバーに非常に似たオープンなサウンド特性が得られ、耳にとって重要な領域でのクロスオーバーが無いため一般に問題となりがちな位相乱れの問題が発生しません! このため、トゥイーターはかなり高い周波数でクロスさせることができ、余分な低域の流入による不必要な負担をかけることなくその役割が果たせます。
PLURAL EVO - Cabinet and paintwork
筐体デザインの決定にあたっては、機能性に加え、トップモデルSTATEMENT のユニークなフィロソフィーを取り入れ、デザインとテクノロジーの調和を図り、EVO シリーズに継承しています。
バスポートを底面の内側に放射する新しいタイプの導音システムにより、音質を損なうことなく壁際に設置することができます。
EVO ミッドレンジ・ドライバーは、背圧の影響を避けるため、後面解放の独立したキャビネット・チャンバーに組み込まれています。
KLASSIK シリーズですでに実績のある多層構造のキャビネットは、優れた内部ダンピングと優れた安定性を保証し、オプションで様々な最高品質の塗装仕上げも可能です。
精巧に接着された木材層の選択は、最適な内部損失を得るという目標を追求しています。さらに、キャビネット内部で発生する振動を最小限に抑えるため、ブレースを巧みに組み込み、要所にダンピング材を配置しています。
キャビネットの脚部(フット)は設置面での振動による影響を考える上で重要です。床との理想的なカップリング (接地)を実現するため、私たちは最適な比率で振動エネルギーを吸収し、振動をキャビネットに戻さないフットシステムを開発しました。
個々のドライバーの相互の距離と位置関係も、他のすべてのパラメーターと同様に、何回ものリスニング・テストによって、位相整合の最適化が図られています。主な技術的焦点は常に「マテリアルサウンド」でした。それぞれの素材が持つ固有共振音(マテリアルサウンド)は、訓練された人間の耳によっては、それが音楽のレコーディングには含まれていないことを容易に知覚し区別することができます。このことは、音楽再生の技術的コンセプトの違いだけでなく、市場に出回っている無数のラウドスピーカー・メーカーの音質特性の違いも、しばしば説明することができます。
私たち ZELLATON は、物理的に可能な限界にまでその「マテリアルサウンド」を排除するよう常に相当な努力を払っています。
だからこそ ZELLATON ラウドスピーカーは、特定のジャンルにだけ最適化されることなく、どんな種類の音楽でもバランスよくニュートラルに再生することができます。クラシックでもエレクトロニックでもジャズでもその再生品位を制限するものは、もはやラウドスピーカー自身ではなく、音源の録音品質によるものだけとなることでしょう。
PLURAL EVO キャビネットのもう一つの特徴に、電磁干渉(EMI)からの悪影響を遮断する技術があります。EMI は電気回路に干渉して信号に影響を与えますが、それはラウドスピーカーでも同様です。私たちはここで、フラッグシップ・ラウドスピーカーZELLATON STATEMENT の豊富な経験を積極的に活かしています。そして、PLURAL EVOには、こうした技術的な側面だけでなく、デザインの志向性においても STATEMENT のフィロソフィーが色濃く反映されています。
主な仕様
エンクロージャー : HF:密閉, MF:後面解放, LF:ボトムポート
トゥイーター : 1 x 30mm ソフトドーム
ミッドレンジ : 1 x 180mm コーン
ウーファー : 2 x 280mm コーン
公称インピーダンス : 4 Ω
周波数レスポンス : 23 Hz - 34 kHz
感度 : 92 dB @1W/1m @1kHz
外形寸法(HxWxD) : 127 x 34 x 54 cm
重量(1台) : 95 kg
スタンダード色は、ピアノブラック又はピアノホワイト
デモ機は特別カラー(メタリックPORSCHEグレー)で+1,650,000円(税込)
脚部は標準がマット仕上げ
デモ機のステンレス仕上げは+660,000円(税込)
ゼラトン スピーカー
保証:新品